あきらめていませんか?
- 医療機関で、ドクターから診療内容や対処療法などについての説明が聞き取れないため、健聴者が付き添う必要がある
- 日常生活での会話で聞こえないにもかかわらず、聞こえたふりをしている
- テレビの音を大きな音量にしてしまい、周囲から注意される
- ドクターや介護士のアドバイスが聞き取れないが、遠慮して聞き返せない
- 緊急放送などの情報が聞き取りにくく、聞きもらしてしまう
- 通院時薬局で呼ばれても聞こえないので、何時間も居続けた事がある
- 役所の窓口での順番待ちで呼ばれたにも関わらず聞こえにくいため順番を飛ばされ、長い間待ち続けたことがある
送話者側のちょっとした気遣いで
人は年を重ねるごとに体力が徐々に低下し、これに伴う視覚、聴覚など機能の衰えは、万人の抱える避けがたい悩みであり実情でもあります。
高齢化社会が進んでいる現状で、耳に障害を持っている方や難聴で補聴器を日常的に使用している方々は、推定で1500万人おられるという報告があります。特に高齢化による難聴障害は「言葉」を理解するうえで重要な要素となる、高い周波数帯の感度が落ちた事が、その大きな原因となっています。
そこで、高い周波数成分を少し強調補正して送り出す工夫さえすれば、その問題を解決できることがわかります。
私たちは独自のアルゴリズムで補正処理する手法を電気回路で具現化することに成功いたしました。「伝えたいことを伝えたい人にしっかりとつたえる事ができる環境をめざす」それが開発のコンセプトでした。
目立たず、さりげなく使用することで、この問題に対応することが可能となりました。
こんなところで使われたらと考えました
年を重ねるごとに、健康時には考えられなかった症状が体のあちこちに起き、次第に医療機関にお世話になる機会が増えてきます。
昨今耳にすることが多くなったことは「ドクターから診療結果や対処治療などを説明されるけど、聞こえないことが多く、聞き返すこともなく聞こえたふりをしてしまう」という話です。
しかし診断内容や、今後の重量な医療処置内容が説明されているのにもかかわらず、聞こえないことを隠し、一方通行の情報に相づちを打ってしまっては、命に関わる重要な問題にも発展しかねません。
ドクターは診療内容を伝えたくて一生懸命に大きな声で話しかけてくれますが、プライバシーに関する情報を他人には聞かれたくないと、誰しもた思っているはずです。
そんな患者さんの思いを少しでも和らげられればという思いが開発の発端でもありました。
また介護施設などの仲間たちとのゲーム遊びやTV鑑賞、情報伝達などお互いの意思疎通を図り合うことも人生を快適に送る大切な要素であると考えます。
こんな製品です
プロセッシングアンプを内蔵した小型スピーカーボックスと、卓上マイクだけのかわいいシステムで、充電池搭載により、どこでも持ち運び出来ます。
さらに、テレビのイヤホン端子につなげば、大きな音を出す事もなく、周囲に気兼ねなく楽しめます。
使い方も簡単でどなたでも容易にお取扱いいただけるように、余計な機能は省きました。
電源スイッチを入れ音量つまみを少し上げ、お話しする相手に声が「くっきり」聞こえる位置につまみを合わせるだけです。前面方向に声を強く飛ばすバーチカルアレイ方式という構造を採用したスピーカーボックスで、周囲に話声が拡散しないように、配慮しています。
消費電力も通常使用では僅か1.5W程度。省エネ化を計りました。
伝助の特徴
人間の音声に含まれる2〜5次高調波を取り出し、独自の処理で強調させ、元の音声に合成します。本来の音質にほとんど影響なく、音声帯域の感度を向上させます。
「伝助」はこんな外観です
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